投資信託

概要

投資信託は、金融商品の一つです。最近ではネット証券を利用して、1,000 円から購入することができる場合が多くなりました。投資信託を利用すれば、小額で様々な資産への投資が可能となります。

投資信託には基準価額と呼ばれる「値段」がついています。この基準価額は日々変動し、上がれば上がるほど、売却価格が高くなり、多くのリターンが得られます。また、分配金を受け取る事で、リターンを得る事もあります。




投資信託の分類

投資信託には様々な種類があります。

投資対象による投資信託の分類

投資対象によって、投資信託を分類する事ができます。

株式型
  • 国内株式型
  • 先進国株式型
  • 新興国株式型

債券型
  • 国内債券型
  • 先進国債券型
  • 新興国債券型

不動産型
  • 国内REIT(不動産)型
  • 海外REIT(不動産)型

その他
  • コモディティ(商品)型
  • バランス型

・・・等のように分類する事ができます。


運用方針による投資信託の分類

TOPIX 等の指数に連動する運用成績を目指す投資信託です。

TOPIX 等の指数を上回る運用成績を目指す投資信託です。明確な目標指数を定めないアクティブファンドもあります。


分配頻度による投資信託の分類

毎月分配型・1年決算型、等、分配頻度によって、投資信託を分類する事ができます。



投資信託のリスク

投資信託には、値下がりをするリスクがあります。

投資銘柄の値下がりによる、投資信託の基準価額下落リスク

投資信託が投資をしている銘柄の価格の下落は、投資信託の基準価額の値下がり要因となります。


為替変動による、投資信託の基準価額下落リスク

外国の資産に投資する場合、運用収益は為替の影響を受ける場合があります。



投資信託のコスト

投資信託は、買付時・保有時・売却時にそれぞれ、コストがかかります。コストは、投資家が得られるリターンを引き下げる要因になりますので、コストの低い投資信託を選択する事は、有利な資産運用をするための、一つの手です。

買付時にかかる投資信託のコスト

投資信託の購入時に、買付手数料がかかる場合があります。多くの場合、買付金額の3.15%以内です。買付手数料が無料のファンドもあり、それらはノーロードファンドと呼ばれます。


保有時にかかる投資信託のコスト

投資信託保有中にかかるコストとして、信託報酬や、運用コストが挙げられます。これらは、投資信託の基準価額の下落要因となります。

信託報酬
販売会社や運用会社に支払う費用です。基準価額から日々差し引かれています。年間では、投資金額の0.2~3%程度の費用です。

運用コスト
ファンドが金融商品を売買する費用(売買委託手数料)や、運用資産の管理・保管等にかかる費用です。インデックス・ファンドでは、アクティブ・ファンドと比べ、売買が少ないために、売買委託手数料が小さめになります。また、一般的には運用規模が大きいほど、スケールメリットのために、運用コストが小さくなる傾向があります。



売却時にかかる投資信託のコスト

投資信託の売却時に、信託財産留保額と呼ばれる手数料等を徴収される場合があります。




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  • 最終更新:2013-11-12 03:26:24

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